ゆるまりカフェ第40稿

保護者たちのお部屋40
本日のメニュー 「タイパ」の世の中でも…
スマホを取り出して、わずか2、3秒。
人工知能(AI)の発達もあり、知りたいことはほぼ瞬時にわかるようになりました。
すごいっ! 若かりし頃、試験勉強のために重い辞書を開き、調べていた時代を忘れそうになる(笑)。
タイムパフォーマンス、略して「タイパ」という言葉も定着しましたね。

タイパとはあまり相性が良くないのが「子育て」「育児」だと実感します。
以前も書いたように、ちかよの子育ても、今風に言うならタイパを目指したところがありました。触れ合いの時間が短くても「濃密に」愛情を注ぐ努力をずーっとしていました(詳しくは保護者たちのお部屋26、34で)。
「これでいいのか?」と、悩んだことは一度や二度ではありません…。
今の風潮タイパのプレッシャーは、保護者の方を苦しめているように感じる場面があります。
学校に行きたがらない、勉強したがらない、心を開かない、言うことを聞かない…。
保護者から「一体いつまで待てばいいんですか?」という戸惑いを打ち明けられることもあります。
「早くどうにかしたい」「手に負えない」という叫び。とてもつらいですよね。
みなさんの苦悩に全力で寄り添いつつ、ちかよは「子どもの力を信じて待つ」を大切にしています。

賢い生成AIに「いつまで待つ?」と聞くと、型通りの〝答え〟は返ってくるかも。しかし、それは一般的な〝答え〟で、目の前の子のために導き出されたものではないですよね。
指南本もまた同じ。ちかよは保護者が答えを探るのではなく、「子ども自身が決める、答えを見つける」のを全力応援するスタイルです。だって、その子の人生の主役は保護者ではなく、その子自身だから。
「子どもたちのお部屋40」で紹介したグループワークのように、子どもは自分で乗り越える「力」を持っています。
もちろん、かかる時間の長短はあります。
裏側では「プラスドリーム」(プラドリ)のスタッフがいろいろな声かけもしていますが、あくまで補助的なもの。大切なのは「信じて待つ」姿勢と、こちら側が決して諦めないことです。
「そんなの待てない~」という声が聞こえてきそう(汗)。
ですよね、ご家庭での実践が難しいのも痛いほどわかります。
そこで提案!!「いつまで待てば」という思いを、いったん横に置いてみませんか?
子どもたちが安心できる、リラックスできる環境がお家(うち)にあるだけで尊いのです。タイパとはたまに距離を取り、気長に子どもの「力」を推すぐらいの感覚でいましょ♬
悩める保護者の方のお話を聞くと、プラドリの存在意義にも気付かされます。
学校でもご家庭でもない「第3の場所」で生徒ちゃんをお預かりする意味。
「安心して挑戦できる環境」を整え、「うまくいかない練習をどんどんここで」との気持ちでいます。

ふんわりとあたたかい春の風のように包み込み、背中を押し続けられたら―。
子どもたちのお部屋40
本日のメニュー 「化学反応」を楽しもう
すこ~し春のお顔をしたやわらかい日差しがここちよいですね♬
芽(め)吹きの春。
モノも、コトも動き出す春。
メンバーが新しくなったミュージカルクラスの生徒ちゃんたちも、元気に活動していますよー。次の作品の脚本(きゃくほん)づくりを自分たちの手でやっています。
こっそり現場をのぞいてみよう!ここから中継(ちゅうけい)入りまーす(あはは~♪)
全部で12人の生徒ちゃんたちを、3~5人のグループにわけて、グループごとに脚本のネタのアイディア出しをしているところですね。あるグループは、仕切り役の子の仕事ぶりもあって、1人ずつ自分の考えを出しあって、そこから練り上げていくスタイル。なるほど~スムーズのようです。別のグループは、メンバーの1人がなかなか意見を言えなくてうまく進まない感じ。グループごとの個性がはっきりと出ています。現場からは以上です
うまくいっていなかった後のグループが気になるね。

「自分の意見を伝える」って、実は難しい…。
「否定されたらどうしよう」「みんなとちがったら気まずい」「どうせ自分は…」。不安な気持ちはよくわかるの。どこかで否定されたり、うまくいかなかったりした経験があれば、次もこわいもんね。

ここは「プラスドリーム」(以下、プラドリ)だから大丈夫。
学校じゃない!テストでもない!
みんなといっしょより、その子だけの「個性」や「考え」を大切にするのだ~。
さぁて、あのグループはどうなったかな? また中継がお届けできるようです。
前回意見を言えなかった子がなにやら話をしています。自分の思いをメンバーに伝えていますね。いいぞ~がんばれー!! ほかのメンバーの子もしっかり聞いています。いい感じに見えますね。「じゃあ、こう変える?」「こっちの方がおもしろいかも!」。どんどん盛り上がっています。無事ネタができたようですよ。がんばって意見を伝えた子もとてもいい顔をしてるっ! 現場からは以上です
学校などでもグループやチームなど仲間で何かを決める、作り上げる場面は多いよね。
生徒ちゃんたちが乗り越(こ)えたように、
①自分の考えを伝える
②他人の意見を認(みと)める
③(きょうは深く伝えられなかったけど)決まった結論を受け入れる
ーの三つのステップがあります。

全部が全部、自分の思い通りにならないことがあるかもしれない。
視点(してん)を変えると、自分の考えと仲間の思いとのいいぶつかり=(イコール)「化学反応」で、想像以上のすごいものになる可能性があるということなの(ボラボー♪)
たくさんの生徒ちゃんを見てきた私。
まるで花火があがるぐらいの「化学反応」が大好物です♡
自分1人では経験できない刺激(しげき)的で、ワクワク・ドキドキの世界が広がる瞬間は、きっと自信にもなる。

みんなも、最初の一歩である「意見」を伝えて目の前の扉(とびら)を開こう♪

