ゆるまりカフェ第46稿

保護者たちのお部屋46
本日のメニュー 言葉で心の「上書き」禁止令?!
心地よい虫の音色、そよぐ秋風にホッとしているちかよです~!
みなさん、猛暑をよく乗り切りました♬
さぁ、大好きな「芸術の秋」。子どもたちの〝豊かな心〟をもっともっと育てたい、伸ばしたいと思いますよね? そのために、あえて「言葉をかけない効能」について書きたいと思います。
「先生、いつもと言っていることが違うんじゃ?」と思われた方、鋭いっ!!その通りです(座布団3枚あげます笑)。
「ゆるまりカフェ」では、プラスドリームが生徒ちゃんたちのその子らしさを育むために、言葉の力を信じていると書いてきました。それは変わりません!子どもにとって、大人からの言葉はとても影響が大きいのです。今日お伝えしたいのは、子どもが言葉を紡ごうとする前に、大人が先回りして、「○○だよね?」「○○じゃない?」とリードする危うさについてです。
こんな場面を想像してみてください。

未就学児が、さまざまな大きさのコップを並べて、水を入れ替えて遊んでいます。
小さいコップからは水が溢れ、テーブルはビチャビチャに。
大きなコップに移し替えると、すんなり水が収まります。ビチャビチャのテーブルに両手を押しつけたかと思えば、拍手して水をさらにはじき飛ばしています。
あなたならこの子にどんな言葉をかけますか?

「気持ちいい?」「楽しい?」と伝える人、うーん惜しい。幼稚園教諭をしていた頃の若かりしちかよも、子どもと同じ目線を意識して、同様の言葉掛けをしていました。
うん十年の経験を重ね、今は「どうだった?」と聞くようにしています。
何が違うでしょう?
「気持ちいい」「楽しい」は子どもの内心を推し量って言語化しているのに対し、「どうだった」は子どもの感じ方をシンプルに聞いています。
ここが大事!!
実はこの子の中では「水って気持ち悪い」などと大人が想像しにくい感覚や感想を持っているかもしれない。そこに「気持ちいい」「楽しい」という大人の〝正解〟が降ってきたら、自分の感じ方が〝上書き〟され、大人の言い方をマネしたり、優先したりする可能性があります。

結果、自由に感じる心に蓋をすることも…。
子どもはさまざまな体験を通じて、感じる練習をたくさんして、言葉での表現も身に付けていきます。

エブリディ「実験」です。ぜひ、子どもの感じているままを大切してあげてくださいね♬
子どもたちのお部屋46
本日のメニュー 自分の「資産」(しさん)を大切に!
「資産」(しさん)って、何だろうねー?
ちょっとおどろきのタイトルにしてみました(www)。
資産は、おとながよく使う言葉だよね。お金の価値(かち)がある財産(ざいさん)のことを言うんだよ。「子どもだからお金はたくさん持っていないよ」という声が聞こえてきそうだけど、安心してください♬ もう、その小さな体にたくさんの資産を持っているのです!

むか~し、特徴的(とくちょうてき)な声を持つ生徒ちゃんの女の子がいました。低めの、少しかすれたようなおとなっぽい響(ひび)き。
しかし、生徒ちゃんは自分の声が好きになれず、悩(なや)みます。もっと高くて、澄(す)んだ声が良かったのになぁって…。「コンプレックス」になっていました。
ある日、講師のレッスンを受け、思いがけない一言をもらいます。「その声だからこそ味があるのよ」と。

お友だちのみんなにも、似たような経験(けいけん)があるんじゃないかなぁ?
自分と、周りの子を比べてしまい、落ち込んだり、イライラしたり…。
「あの子みたいに足が速くなりたい」「手が器用だったらいいのに」「頭が良かったらどんなに楽か」などなど。
レッスン中でも、よく生徒ちゃんから「●●がなかったからできない」「△△じゃないから無理」と、〝できない理由探し〟を聞くことがあります。
気持ちはわかるんだけど、困難なことをさけているように感じるの。
じゃあ、ずっとやらないまま、できないままでいいの?と、問いかけたいのです。
さっきの声にコンプレックスを持つ生徒ちゃんの話に戻りますよ~。
特徴的な声は、「ハスキーボイス」と呼ばれる、超個性的なもの。プロの歌手の中には、わざわざそういう声に寄せることがあるぐらい貴重なものなんだよ。
物事の価値(かち)って、一つじゃないんだね♪ 見る人や着目する観点によって変わるし、時代によっても変化するよー。
だから、みんなも「○○がないから」と、簡単にあきらめないでね。自分の資産や、すごいところに気付いてくれる人は必ずいる。「今の自分でどう乗りこえようか」と考えてみるのもおもしろいよ。

私から見れば、みーんな資産たくさんの「資産家」=「お金持」ちなんだから!!


