ゆるまりカフェ第42稿


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保護者たちのお部屋42 

本日のメニュー 言葉で伝えてくれないとき(後編)

 

お子さんが沈みきった表情で帰ってきたある日。

どんな言葉をかけても反応しません…。

前編で予告した通り、「緊急事態」におすすめのコミュニケーション法をご紹介します。

近道は「言葉をあえて捨てる」ことです!!

 

「あらー大胆」と思った方もおられるでしょう。

多くの生徒ちゃんを見てきて、しゃべらないときに無理に話させるのはとても難しいと感じます。余計に心を閉ざす可能性さえあります。ここは「ジェスチャー作戦」で行きましょう♪

 

最初に、口を閉ざすお子さんの目を見て、ゆっくりと話しかけます。

「とても○○ちゃんのことを心配しているの。だから話さなくていいから、しぐさで教えてね。『はい』のときは首を縦に振る。『いいえ』のときは首を横に振る。大丈夫そう?」。

首振りでなくても、手を上げるとか「○×」で示すでもOKです。

どこか体を痛めている恐れもあるため、なるべく簡単なものがいいですね。

 

お子さんが同意してくれたら、次のステップへ。

最低限確認したいことを具体的に聞いていきましょう。

シンプルに、短く、聞いてあげてくださいね。まず体の手当てが必要かどうかの確認がマストですね。「どこかケガしているの?」「ケガじゃなくても、体のどこかが痛い、つらい?」と尋ね、必要ならすぐに対処しましょう。

 

体の異変でなければ、心が痛んでいるのです。

ここでもポイントは〝無理強いは禁物〟ということ。

前回も触れたように、気持ちは「消化」する時間が必要です。本人も混乱しているときは、少し一人にして「消化時間」を過ごすのも有効です。「今は消化中かも」と想像しつつ、「何か嫌なことがあった?」「今、ママやパパの助けが必要?」と、カジュアルに聞くのがおすすめです。

お子さんの手を握りながら、肩を抱きながら、頭をなでながら…。

寄り添う気持ちをさりげない行動で伝えてあげるのもいいですね♡

 

時々「(反抗期で)何も話さないんですよ」というお困りの声を聞きます。

そんなときも、大胆な「言葉をあえて捨てる」コミュニケーション法が使えますし、発展系でLINE(ライン)のスタンプだけでやりとりすることもアリですよー。

子育てしていると、心配する気持ちが爆発して自身も押しつぶされそうな瞬間がありますよね。

お子さんが困難に向き合っているときは、爆速で成長しているとき!!ちかよが保証します(笑)。「いつでも味方だよ」という保護者さんの気持ち、子どもにもきっと通じています♡

 

 

子どもたちのお部屋42

本日のメニュー 言葉にならないとき(後編)

 

Y子ちゃんが所属するバスケットボール部で、顧問の先生が激オコした小劇場を前回再現しましたね。

お友だちのみんなが、部員としてあの場面にいたらどうしたかな? 先生に何か意見できたでしょうか? 部員と同じように固まってしまう子が多い思います。こわいし、しかたない。でも、くやしいので対策(たいさく)を考えてみたよ♬ 

 

ちかよスペシャル「秘伝(ひでん)の技いってみよう!!

顧問の先生が練習試合後に部員を集め、「全員やる気がなかっただろう? わざとミスしたのか?」とまくし立てたときに、タイムスリップ

 

技その① 勇気を出して「ちょっと待ってください」とくりだ

一方的にどなられる、しかられるのはとてもつらい。年上と言っても相手も人間だから感情的になることは「あるある」なの。「待って」と伝えることで少し冷静になってくれるかもしれないよ。

次はどうしよう? 先生から「やる気ない、わざとミスした」と決めつけられたけど、部員の思いは違ったよね? うまく言葉にできないときにも、反応するにはー。

技その② 「まだ考えています」「気持ちが整理できていません」伝える

自分が混乱しているということ、うまく言えないけど何も考えていないわけじゃないことを表現すればOK! 無理しないレベルで「それは違います」と言えたら、さらにすごか~♬ 

 

ここまで来たら、さぁ仕上げ!!

技その③ 自分の要求やお願いを口にしてみる 

→例えば「少し時間をください」「あしたにしてもらえませんか」と伝え、今のよくない状態から(はな)れることができたらいいね

(前回の小劇場でX子ちゃん走り出したのは、自分がこれ以上傷つかないための「本能」だったんだね 

——-

「秘伝の技」をすぐに使えるようになるのは難しいと思うの。だからこそ、仲間で「小劇場の続き」を演じてみ〝練習〟をおすすめするよ! 

コツをつかんだら「ちょっと待ったー!」という風に、大きな声や笑いをまじえ楽しむのもいいね♪ 

悲しい、苦しい、痛い、くやしい、はずかしい…。

つらい気持ちも時間をかけて表現して、新生活をより自分らしく過ごせたらいいね 

覚えていてほしいのは、大人にもきちんと主張していいってこと