ゆるまりカフェ第27稿
保護者たちのお部屋27
本日のメニュー ポップな響きでじめじめ退治
じめじめくんの季節がやってきました。
「梅雨」ですね。
道端に咲くあじさいの美しさに見惚れながらも、心の中の「じめじめ」や「どよどよ」はほかの季節以上に感じやすいかもしれません。
生きている限り「毎日どんなときも明るく~♪」は難しいですよね。
ちかよだって同じ、愚痴りたくもなる。
そんな時に実践しているのが「ポップ作戦」です。
驚くほど簡単だから、怒られそうなぐらい(あははは~♪)。
愚痴を言うときも、語尾を上げる↗↗↗
怒っちゃうときも言い方や語尾をポップに変換↗↗↗
たったこれだけです(笑)
意外と効果があるので不思議です(ちかよ調べ)。
ちょっとやってみましょう♪
どうしても気分が乗らずにレッスン前でも気合いが入らないときには「はぁ、今日は駄目かも。どうしよう」とボソッと言いそうに。
ここで「ポップ作戦」の発動!!
「はぁ↗↗(発声練習かのようにいい声で)今日は駄目かも~↗↗どうしようぉぉぉぉ~♪↗↗」。
もはや1人オペラ状態(ww)。
こんな風に遊ぶと、なんだかバカバカしくて、つい笑いがこみ上げることが多いの。
それで作戦成功!!だって気分が切り替えられているから。
料理中に段取りがうまくいかずに全然はかどらないとか、家事中にドジをやってやり直しなんてこともあるあるのちかよです。
ふがいない自分についイラッとして、自分で自分にキレる、なんてことも。
またまた「ポップ作戦」を発進!!「もうなにやっているのよ、全く。ポンコツ」と心の中で叫ぶところを、
「もうなにやってくれているのよ~↗↗ 仕方ない、ポンコツなときもあるぅぅぅ~♬↗↗」って言葉を少しチェンジして歌い上げます(ww)。
一瞬で、自分を許すようなゆとりが生まれるから、あなどれませんよ。
お芝居では、セリフを言うときの声の高い低いがとても大事です。
同じセリフでも声の高さを変えるだけで、感じ方が全く異なります。
それと同じで、自分がつい口ずさむ心の声も少しコントロールして意識するだけで、自分に跳ね返る気持ちも変化するんじゃないかなぁ~って。
心をガラっと前向きにするのは難しくても、口に出す言葉を「ポップで明るい響き」に持っていくのはそんなにハードル高くないはず。
さぁさぁご一緒に声を合わせて♡
「きょうも雨だよぉぉぉ~♪↗↗」
子どもたちのお部屋27
本日のメニュー パンプス事件~あるお姉さんのシューカツ~
街では、黒っぽいいわゆる「リクルートスーツ」を着たお姉さん、お兄さんをみかけることがありますね。
学校の卒業後をみすえて、希望する会社や組織、団体へ面接などを受ける就職活動をしているの。
受験勉強にちょっと近いかもしれません。「大人」として社会へ踏み出すことは、とってもプレッシャーがかかるもの。
今回はあるお姉さんにおとずれた「直感」をふかぼりして、「自分」の本当の気持ちにたどりつく道のりを振り返りたいと思います。
このお姉さんは元々芸術に興味があって、大学で学びを深めていました。
「就職もこれまでの蓄積や人とのつながりを生かせるところがいいな~」と芸術系を考えていました。
一方で、社会人として1人で生活していくにはお給料など待遇も大事な要素。
社会勉強と思って、興味はそこそこで待遇が良い会社も受けました。
ある日、きらびやかな東京都内のホテルで待遇がいい系の会社の催しに参加したお姉さん。
女性は「パンプス着用」と注意事項があったそうです。
お姉さんはカチンときます!!「なんで女だけパンプスはかんといかんと?」。
いざ、豪華なホテルで、最上級のサービスを目にして、会社の催しも格式ばった感じで「うわぁ~東京っぽい♪」とちょっとトキメキました。
でも、ずーっと足は痛いし、パンプスのことが心の中で引っかかっていました。
「なんでパンプスが嫌なんだろう」―。
大学生になり、公式の場では何度もパンプスをはいてきたのに…。
そのときは嫌じゃなかったのに…。
お姉さんは「ひとり会議」で心の中を見つめました。
どうやらカチンときた主犯は「パンプス」ではなさそう、とたどり着きます。
では、犯人は一体??
心の奥底にずーっとあった「本当にやりたい仕事なのか」という自分自身への問いがうかんできます。
答えは「NO!」。
そうです、本音ではやりたくもない仕事のために「なぜパンプスはかんといかんと?」といういら立ちが「パンプス事件」につながったのです。
事件が見事解決して、ホッとしましたね。
みんなも同じような体験があるかもしれないし、まだなくてもこれからそうぐうすると思います。
自分でも理由がすぐにはわからない「イラッ」「カチン」「ドキッ」「キュン」という直感におそわれたときは、ふだん見えていない感情や本音、悩みがかくれていることがあるあるです。
じっくり、少しずつ、「かくれんぼ」の心を見つめてみよう☆