おはなしらんど卒業生からのメッセージ6🎓
今回の卒業生からのメッセージは宮崎春花さん。ここで学んだ気づきを大切にされている想いが伝わります。
こんにちは!
おはなしらんどOGの宮﨑春花です。
私は今年2025年4月から大学4年生になります。
私が考えるおはなしらんどは、表現を通して自分の内面と向き合えた場所です。
当時小学生の私は自己表現が苦手でいつも人の目を気にしていました。
ただ音楽が好きで特に歌うことが好きでした。
オーディションがあると知った時はトライしたい気持ちと人前に立つ事への不安を往復していたのを今も覚えています。
悩んだ末、お客様に音楽を届けたいという気持ちでオーディションに参加し無事合格しました。
お稽古は毎回元気な挨拶から始まりましたが、私の中ではその挨拶が【私の歌をきいて!という自分のスイッチ】になっていた気がします。
どんな私でも受け入れてくれた先生方や仲間のおかげで私は自分の内面と向き合い、少しづつ自分を表現できるようになりました。
当時から約10年経ちますが、今も覚えている千加代先生のお言葉があるのでご紹介します!
『お客様はチケットを買って私たちのステージを見に来てくださる。つまり私たちはプロであるということ。お客様は誰が何年生か分からない。』という内容です。
当時の私はこの言葉が「チケット代を払っていただくということは私たちをプロという立ち位置にし、それと共に私たちには学年関係なくお客様からの期待、それ以上のものをお返しする責任がある」と解釈しました。
小学校卒業後は中学校、高校、現在も継続して吹奏楽部で活動していますが、多い年には年間100件のイベントに出演する中で千加代先生のこの言葉は練習の励みとなりました。
小学生でこのような責任感を伴う、だけどそれ以上のやりがいを得る経験をさせていただいたことは非常に貴重だなと思い感謝でいっぱいです。
物やお金に代えられない経験は価値があるといいますが、この言葉の意味が20代になった今、腑に落ちています。
また当時の仲間や先生方に会いたくなりました!皆元気に過ごしていて欲しいですね!
春花さん、ありがとうございました。ひとり一人の心に理事長の想いがしっかりと根付いていますね。
おはなしらんど卒業生からのメッセージ