ゆるまりカフェ第23稿
保護者たちのお部屋23
本日のメニュー 今日も修行中です
街が、山々が、ピンクに染まる桜の季節は、毎年のことながら見惚れる美しさですね~♬
散りゆくさまは、その儚さに自らの記憶や思いを重ねてまた別の味わいができます。
新しい学校や新しい学年などお子さんの環境が変わると、自然と保護者の方の日常も影響を受けますね。
緊張感もあり、心身がこちこちになっていませんか?
お気に入りのドリンクを用意して、一回背伸びをして、読み始めてくださいね♡
朝起きて、いろいろな支度をして、出かけるまでにみなさんはどれぐらいかかりますか?
私は若い頃、うーん感覚的は数年前までは(笑)、30分ぐらいで準備できたんです。
今はどうでしょう!! やれ、老眼鏡がないと見えないから取りに行ってロスタイム。
パックもするようになりプラスα。
お化粧も手つきなのか、段取りの問題か、前よりも時間がかかる…。シワやたるみとの闘いも増えたし(汗)。
着替えも、スッといかない。小さいボタンを留める、ファスナーの上げ下げもひと苦労という時もあります。
「よしっ、できた!!」。
玄関までやってきて、忘れ物に気づくのも日常茶飯事。「あれ? 手帳も持っていない」ともう一往復なんてもことも。
結局、家を出るまで1時間かかるのが当たり前になってしまって。
ついイラってしちゃうんです。
「なんで?」「はぁ~まただ」って。イラついている自分に対し「まだまだだね、あなた修行中ね」という意味で、メニューに採用しました(あはは~♪)。
不老不死の薬はないわけだし、「エイジング」は誰にでもあること。そこに目くじらを立て、できないことやできない自分にフォーカスするのは実はとってももったいない!!
自分で自分のテンションを下げているだけですよね。
考え方を変えて、30分でやり繰りしようとするのではなく、最初から1時間ぐらいの余裕をみて準備すれば済むことじゃないかって思うようになりました。
できなくなることに「固執しない宣言」といったところでしょうか(笑)。「諦めのススメ」とも言えるかしら。
前回までご紹介したフォーエバーヤングちゃんは、この点達人級です♬
とってもお上手に、エイジングとも時間ともお付き合いされています。
達人の爪の垢を煎じて飲む勢いで、ちかよも楽しんで修行しまーす!!!
みなさんも、何かとせわしい新年度は心に一層ゆとりを持って、ゆるゆる進んでいきましょう♬
子どもたちのお部屋23
本日のメニュー ピンチはチャンス!!
入学おめでとう!!
進学おめでとう!!
進級おめでとう!!
さまざまなお祝いにあふれる季節。今年は美しい桜を長く楽しめて、幸せだったね~。満開の桜をながめていると、みんなのスタートを笑顔でしゅくふくしてくれているようだなぁと思いました。
新しいかんきょうは、ワクワクと同時に、緊張のドクドクもあるよね。
受け入れられなかったらどうしよう、なじめなかったらどうしよう…。
傷つくことも起きるかもしれない。
そんな時に心の中で思ってほしいのは、「ピンチはチャンス」ということ。悪いことばっかりじゃないよ。必ず何か得るもの、気づくことがあるよ。
プラスドリーム(以下、プラドリ)卒業生のNちゃんは、とっても素敵なハスキーボイスの持ち主でした。
レッスンに一生けんめい取り組み、ほかの生徒ちゃんとも仲良く、中心的な存在。
舞台では主役にばってきされ、プレッシャーの中でも、立派に演じきりました。
だけども、通っていた学校ではあまりうまくいかなくて、少し浮いた存在だったよう。仲間外れにされたような気持ちを抱きながら、イヤイヤ学校に通っていたの。
「ピンチはチャンス」―。
Nちゃんは、自分の気持ちに正直に向き合いました。
プラドリにいるときに感じる居心地の良さを知ります。
「すごいね」「良かったよ」という先生やほかの生徒ちゃん、保護者の方々の言葉を、当たり前のものとせず、すごくありがたいものと大事に受け止めたの。
その結果、自信をつけてさらに練習してうまくなる、といういい流れになったのね。
前回の「自立」の話とも重なるよね。学校ではうまく咲けなくても、プラドリでは力一杯美しく咲ける自分を認め、はぐくめたの。
だれでも傷ついているとき、うまくいっていないときは、心も体もびんかんになって、いろんなことが感じやすくなります。
いつもなら聞き逃すような他人の一言に突き動かされることもあれば、心に染み入っていやされることもある。
だから、たくさん自分について気付ける、ふかぼりできる「チャンス」なの。
もちろん傷つかない方がいいんだから、「傷つかないと成長できない」というわけではないからね♪
少しふわふわした気持ちになる春。
新しいお友だちや先生たちとの関わりをこわがりすぎずに向き合ってほしいな。
自分が一番咲ける場所は、必ずどこかにあるからね♡♡