絵のない絵本。ことばと音によるオリジナルステージ「おはなしらんど」のプラスドリーム

ことばと音によるオリジナルステージ「おはなしらんど」のプラスドリーム

2012年おはなしらんどのご報告

2012年おはなしらんどのご報告

ごあいさつ(公演のあいさつ)

 本日は「おはなしらんど2012」にお越しいただき誠にありがとうございます。
 私たちの願い、それは未来ある子どもたちが、想像することの喜びを知り、新たな自分を発見することによって、自信をもって生きていけるようになることです。
3年前の公演より子どもたちが出演するプログラムを加えており、また今年は私たちのメッセージをより強く皆様に伝えるために、物語も音楽もすべてオリジナルという作品も用意しました。
 私たちの活動には、これまでも様々な方にご支援頂き、また様々な分野の指導者の協力をいただきましたが、さらに今回の公演では国際的なヴァイオリニストの小林美恵さんの出演も実現しました。この場を借りて、ご支援・ご協力くださったすべての方々に感謝申し上げます。
 そして、今後もこのような「おはなしらんど応援隊」の輪が広がっていきます事を心より願っております。

                NPO法人プラスドリーム理事長 久保田千加代

本年度も、たくさんの皆様にお越しいただき大盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
少々長くなりますが、当日の様子をご報告させていただきます。

オープニング

今年は・・・例年になくスペシャルなオープニングとなりました。
ヴァイオリニストの小林美恵さんが東京から遊びに来てくれましたよ~

ヴァイオリニスト小林美恵さん

プラスドリームならではの贅沢なひと時。軽やかなヴァイオリンの音色にうっとり。まさに夢のような空間。ヴァイオリンが奏でる美しい声色は音符たちが気持ちよく踊っているようです。

その素晴らしい音の波が、会場まるごと夢の世界の入口まで連れて行ってくれました!

さあ「おはなしらんど」の世界へようこそ!

司会高月晶子さん

司会はおなじみ高月晶子さんです。ステージと会場の皆さんとをいつの間にか一体化させてしまうにこやかな笑顔。今年も素敵ですね。

そして、語り手はちーたん(構成、演出、作曲、作詞)。今年も五感溢れる表情と、声色を自由自在に操ります。

お話ちーたん

音を盛り上げてくれるのはピアノの長尾先生、フルートかんばちゃん、パーカッションはひーちゃんとやっこちゃんです。

長崎公演1 画長崎公演2

おこだでませんように

最初のお話は「おこだでませんように」。
タイトルだけを聞くと「???」(どんなお話?どういう意味?)という感じですが、みなさんいかがでしたか?
この最初のお話でほんのちょっぴりジワリと涙が浮かんだ大人の皆さんも少なくなかったのでは?
主人公は小学1年生の男の子。不器用であるがゆえに一生懸命さが誤解を生みがちな主人公の心の気持ちを、関西弁によって面白おかしく軽快に表現されています。最初は何となく楽しく愉快な気持ちでスタートしますが、ストーリーが進むにつれていじらしく切ないまでの主人公の気持ちにみんながなってしまう・・・不思議なお話です。

長崎公演3 画長崎公演4

主人公のピュアで一途な気持ち、怒られて悔しい気持ち、怒られないように切実に願う気持ちがたくさんの楽器(ティンパニー、鉄琴、トライアングル‥)を使って表現されました。

教室の片隅で、一番最後に願い事の短冊を一生懸命に書く様子、目に浮かびませんでしたか?

誰もが何となく味わったことのある少し悲しいけれど大人になると忘れてしまうような気持ちがそこにあったような気がします。

さとちゃんのゆめ

2番目のプログラムはおはなしらんど初の試みです。今年初めておはなしらんどからお話が出来上がりました。物語も音楽もすべてがプラスドリームオリジナルです!
タイトルは「さとちゃんのゆめ」。

長崎公演5 画長崎公演6

登場人物はさとちゃんとおばあちゃん。さとちゃんが駆け寄ってくるように、せわしく、囃し立てるようにピアノが走ります。でも、そのピアノの奏でるメロディーは、見守るおばあちゃんの優しさでいっぱいに溢れています。チェロとフルートの囁くような音色も素敵でした。(チェロはゆりさん)

長崎公演7

お話は、二人の会話形式で進んでいきますが語り手であるちーたんが一瞬にしてさとちゃんになったり、おばあちゃんになったり。テニスボールがラリーを繰り返すように目が離せません。

受け手は様々に心が移り変わります。さとちゃんになったりおばあちゃんになったり、もしかしたらそこには登場しない親の気持ちになったり。

人は誰でも、「大丈夫だよ」と溢れんばかりの愛を受け取りたいのかもしれません。

自分のやりたいことが分からなくても、やれるかどうか不安でも。

「やりたかったらやったらいいよ。」と背中を押してくれる作品となりました。

みなさんの心の絵本はどんな風に描かれたでしょうか?

最後は、オリジナル曲「あなたの心の花」を独唱で。(歌:久保田敦志)

長崎公演8 長崎公演9

完全オリジナルの初演は静かにしっとりと人々の心に花を咲かせたようです。
日常会話や文章で表現できない、もっとその先にある心の柔らかい部分を、そっと包んでくれる、プラスドリームが自信を持ってお届けしたオリジナルナンバーです。

えみちゃんのないしょのプレゼント

さて、3番目のプログラムは例年必ず取り組んでいる、参加型です。会場にいらした皆さんと一緒に音の感じでイメージを膨らませながら1人ひとりがストーリーを作っていくというもの。タイトルは「えみちゃんのないしょのプレゼント」。

長崎公演10 

≪えみちゃんがお母さんの誕生日プレゼントを探しに森に行く≫というストーリーの中で、どんなモノに出会い、どんな言葉を交わし、どんなコトが起きるかを会場にいるみんなそれぞれが考えます。

プログラムの冊子を絵本に見立てて想像する時間が始まりました。プログラムは楽器のようにバサバサと揺らしたり、手をたたいたり。体も動かして。お客様も大忙し。

長崎公演11

子どもたちの朗らかな声とにっこり微笑みあう親子の表情に会場がふんわりと楽しい雰囲気に。ちーたんはみんなが考えたお話にも耳を傾けます。

長崎公演12 長崎公演13

いろんな子どものいろんな想像の世界がたくさん登場。みんなで笑いながらおはなしらんどしてみました。

そして、最後に登場したのは・・・・
とってもかわいいバレリーナ。平奈保子先生の登場です。

長崎公演14 長崎公演15

会場は予想外のバレリーナ登場にびっくり。

バレエで「えみちゃんのないしょのプレゼント」を表現してくれました。
音や言葉やイメージを身体で表現してくれた奈保子先生。見てくれたみなさんの想像の世界がさらに広がったのではないでしょうか?

ご自宅でも、親子で「おはなしらんど」してみてくださいね!

おじいさんと10ぴきのおばけ

今年最後のプログラムは子ども出演のお話。「おじいさんと10ぴきのおばけ」です。

長崎公演16 画長崎公演17

2012年9月22日。子どもたちは、この日のためにたくさんの練習を重ねました。舞台に立つ時間はほんの一瞬でしたが、ステージでの経験は何物にも替えがたい一生の宝物となったことでしょう。

長崎公演18 長崎公演19

プロの舞台に立つ俳優さんさながら、スペシャルメイクとともに登場です。
おばけの衣装は美容室で使われるサロンエプロンとカラーレギンス。ユニークなヘアメイクとメイクアップはmen at work のスタッフの皆さんに協力していただきました。お茶目でいたずらっ子のかわいいおばけ10ぴきは、舞台で堂々とその姿を披露してくれました。
(子どもたちの練習風景についてはこちらをご覧ください。)

長崎公演20 長崎公演21

お掃除、スープ作り、大変な時の顔、ほっとした顔、うれしかった顔、健やかな寝顔。
表情豊かに舞台の上で輝いてくれた10ぴきのおばけ。大人たちが演奏する他のプログラム
とはひと味違う、まさに絵本のようなカラフルな世界を描いてくれました。

練習では1回の練習時間が4時間。セリフや歌、個人の動きは基本的に各自自宅で覚えました。合わせの時には歌の先生、踊りの先生にたくさんの力をもらいながらぐんぐんと成長していきました。本番ではほとんどの子がガチガチに緊張していましたが、年長の子が小さい子どもたちを引っ張って、心をまとめていく様子はとても逞しく深い絆で結ばれていました。

こどもたちの今年の成長を見守ってくれた保護者の皆様、スタッフの皆様さんはきっとその驚くべき成長に目を見張るものがあったのではないでしょうか?

音楽もカラフル!おばけたちの登場シーン、お風呂に入って気持ちよさそうなシーン、おじいさんが倒れて不安な一夜を表現したシーン、おいしそうなスープの匂いがどこからともなくやってきそうなシーン。面白い音がたくさんありましたね。トランペットがあんな面白い音を出すなんて!おばけの動きに合わせた効果音も楽しかったです。楽器がすごく身近に感じられる時間でしたね。(トランペット担当はかずさん、シンセサイザー担当はあやちゃん)

長崎公演22 長崎公演23

エンディング

4作品がすべて終わり!エンディングです。

最後のフィナーレはいつもの音楽とともに。子どもが笑って大人が泣けるおはなしらんどの終焉です。会場には溢れんばかりの拍手。笑顔がはみ出しそうなスタッフ。たくさんの喜びと感動を体いっぱいに浴びて、嬉しくてたまらない子どもたちのお見送り。

長崎公演24 

おはなしらんど2012長崎公演」があなたに残したメッセージはどんなものだったでしょうか?

長崎公演26 長崎公演27

小さなお子様から大人までたくさんの愛に支えられこの日を終えることができました。

長崎公演28 画長崎公演29

ご来場本当にありがとうございました。
また次回をどうぞお楽しみに!!!

※今回登場した楽器
ヴァイオリン、チェロ、トランペット、フルート、パーカッション、シンセサイザー 

お客様の声

会場に遊びに来ていただいたお客様からたくさんの声をいただいています。こちらをご覧ください。

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